「資産運用のプロフェッショナル」弊社WealthLeadと、「国際不動産のプロフェッショナル」IPA社による、計4回のコラボセミナー企画の第1回目が3月11日(木)に開催されました。第1回目のセミナーに関してご紹介致します。
次回は4/13(火)16:00〜17:00の開催です。不動産と株式の投資に関し、参考になる情報をお届けできると確信しています。是非こちらからお申し込みください!
東京の不動産の実情とはー
<講師:株式会社国際不動産エージェント 取締役副社長 鈴木学氏>
コロナ禍の実体経済とは逆の動きをしており、東京の不動産は値上がりが続いています。下記、分譲住宅の坪単価に関する情報です。
都内23区に関しては、昨年同時期比較で5.8%増の、平均坪単価378万円
山手エリアに関しては、昨年同時期比較で11.2%増の、平均坪単価465万円
という実情があり、東京だけが平成バブルのピーク水準を超えてきているという事実があります。
東京の不動産はマネー経済(日経平均株価など)と連動をしており、その他の都市は実体経済&融資の世界と連動していると考えられます。
大阪も名古屋もまったく東京には追いついていないという状態で、東京の都心はもはや「日本国」ではなく「東京都心国」としてその存在を確率していると言えます。すでに一般の世帯年収では新築マンションの購入が難しい、という域まで達しています。
このような状況ですので、東京都心国では
新築価格高騰→ 新築マンションに手を出せない→ 中古のリノベ物件を買う→ 需要増大で中古リノベ物件も値上がる(土地が希少な駅近が駅近が中心)
すなわち、既存ストック(住宅)を回すという状況になっており、実態として「中古マンションは持っていれば値下がりをしない?!」という時代に突入していると言えるかもしれません。ニューヨークやロンドンのような都市の実情に近づいてきているのが東京都心国なのです。
今後10年の注目株 クリーンエネルギーについて
<講師:株式会社WealthLead 代表・シニアプライベートバンカー 濵島成士郎>
「クリーンエネルギー」に注目される理由として、地球温暖化があります。
過去100年で0.7℃上昇しており、現在の地球は過去1,400年でもっとも暖かい状況!このまま4℃上昇をしてしまうと、深刻な食料問題に繋がります。
石炭や石油に依存しない、クリーンエネルギーの重要性が叫ばれているのですが、日本はこれに遅れをとっている傾向があります。
例えば、もっとも安く調達できるエネルギーの種類を他の先進国と比べた場合、再生エネルギー(太陽光や陸上風力)の価格は
中国:33ドル
アメリカ:36ドル
英国:42ドル
となっており、日本の「74ドル」に比べると半分以下の国がすでに多く存在します。これは技術革新と規模拡大による賜物。日本は原子力エネルギーに注力をしてきたということも、世界の動きに遅れをとっている背景にあります。
現在世界で一番C02を排出している中国ですら、2060年までに「カーボンニュートラル」を目指すと宣言しています。日本とその他世界の主要国は2050年を目標としています。なおパリ協定の目標達成を行うためには、2040年までにクリーンエネルギーの比率は72%になるであろう、と予測されています。また、そもそも2050年には電力の需要が現在の2.2倍になるとも言われています。
そのことから投資テーマとして、大注目であると言えるのです。
クリーンエネルギーが長期的に注目されていることは分かった!どこに投資すれば良いのか?!という方は是非、下記にご紹介するビデオをご覧になってみてください!
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