今月はセミナーを２回開催させて頂きました。

まずは１回目。ある企業の社員さん向けのセミナーです。

テーマは「将来のために、今始める投資」

お聞きいただいた社員さんは、20代から50代と若い方から働き盛りの方々まで様々でした。

 

お話した内容は、以下の３点です。

①これからお金ってどれくらかかるの？　人生の3大費用＝教育費用、住宅費用、老後の生活費について

②これからのお金はどうやって作っていくの？

③投資するにはどういった商品が良いの？どれくらいの金額になるの？

 

まず教育費用。小学校から大学まですべて公立の場合で約１，０００万円、すべて私立だと約２，７００万円もかかります。お子さんが2人居るとオール私立でなんと５，４００万円にも！

住宅費用は、買う場合は物件の価格に加え維持費がかかります。生涯賃貸だとしても約９，０００万円もかかるのが現実です。

さらに大変なのが老後の生活費。サラリーマンと専業主婦のご夫婦だともらえる公的年金は平均で月約２２万円。ゆとりある生活をしようと思えば毎月３６万円は必要というのがアンケート結果から出ています。この差額１４万円が年間では１６８万円。６５歳で退職して８５歳まで生きるとしたら・・・人生１００年時代、それはお金がかかる事も意味します。

したがって②では「働く」だけでは（通常は）不足するので、老後の生活費を今から準備していく必要があることをお伝えし、③では足りない分は「投資」で作ることを考えよう、そのための商品や方法＝「資産形成方法」についてお話しをしました。

何もしないままだと「老後の生活」が危うくなる現実を理解していただき、資産形成を始めるきっかけにしていただけたのではないかと思います。

 

そして２回目。こちらはある経営者クラブでのセミナーです。

「シニア・プライベートバンカーが教える！正しい資産運用法」というタイトルでお話しさせて頂きました。

 

こちらでは、運用対象となる各資産（日本株式や海外債券など）のリスクとリターンや、資産運用では「長期」と「分散」がキーワードであること等をお伝えしました。

参加された方はみなさん、地位も名誉も確立された方たちばかりとは言え、資産運用への関心は高く、質問も色々といただいてお聞きいただいた方には有益な情報提供ができたのではないかと思います。

 

また、両セミナーとも、最後には私の持論である「投資の文化がこの国の未来を創る」をお話いたしました。ひとりでも多くの方が「投資」に関心をお持ちいただき、素晴らしい人生とこの国の未来のために正しく「資産形成」「資産運用」に臨んでいただけたら嬉しく思います。

 

最後になりましたが、このような場を設けて頂いた主催者の方々とご参加いただいた方々に、この場を借りて厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。